防犯カメラの選び方とセルフメンテナンス方法

2022.05.17 | カテゴリー:くらし

 

防犯カメラをどう選んだらいいのかわからない?

家庭用から業務用まで幅広くありますから、選ぶのも一苦労だと思います。

また、防犯カメラを設置するのに工事が必要だと思われてはいませんか?

最近では、防犯カメラは工事不要のものや設定が簡単に終わったりするものもあります。

この記事では、防犯カメラの選び方や、長期的に使用するにあたってのメンテナンス方法をお伝えしています。

 

 

家庭用防犯カメラの選び方

予算で選ぶ

 

防犯カメラというと、高額なイメージがありますよね。

でも、室内にのみ設置するのであれば、安価で高機能な見守りカメラでも防犯機能を果たしてくれます。

逆に、室外であれば防犯カメラの価格の幅が広く、工事費も発生する可能性があります。

 

設置場所で選ぶ

 

防犯カメラの設置場所によってもカメラの種類が大きく変わってきます。

屋外に設置する防犯カメラは、まずIP66以上の防塵防水性能を有している事が条件となります。

外電源を確保できる場合は通常タイプカメラ、確保できない場合はソーラー充電タイプのカメラがおすすめです。

また、屋内への設置なら対象物を自動で追いかける追跡機能があるカメラがおすすめで、今人気です。

 

設置場所の気温に応じて選ぶ

 

日本国内で防犯カメラを設置する場合、著しく暑い、寒い環境の場合はカメラに不具合を きたす可能性があるため、それ専用のものを設置することおすすめします。

寒冷地・温暖地用に温度センサーが搭載されており、温度に応じてヒーターやファンが作動しカメラ本体の温度を適正な温度に保ってくれます。

 

画質数で選ぶ

 

画素数は基本的には、大きければ大きいほどきれいな映像を確認する事ができます。

昔は52万画素などの画素数が低いカメラが主流でしたが、今では最低でも100万画素、高ければ800万画素(4k)のカメラまで登場してきています。

しかし一方で映像が綺麗になればなるほど、データ通信量が増えるため映像の遅延などが発生しやすくなってきますので、 証拠映像などを特に鮮明に残す必要がある場合は800万画素(4k)、遅延なくスムーズに常に映像を確認したい場合は画素数を落とすなど、利用目的に応じて画素数を選んで頂く必要があるかと思います。

 

ポイントとデザインで選ぶ

 

防犯カメラの形状は主に2種類に分ける事ができます。

一般的な形として「バレット型」「ボックス型」があります。

「バレット型」「ボックス型」は存在感を発揮するため、犯罪への抑止力となります。

反面、半円形の「ドーム型」の防犯カメラ、「バレット型」「ボックス型」とは対照に柔らかい雰囲気がありあまりカメラとして目立ちません。

そのため、店舗やご近所に配慮し、カメラの存在を目立たせたくない場合にはおすすめです。
また、「ドーム型」はカメラがどの向きを向いているのかが分かりにくいため、撮影箇所を隠すことにも向いています。

 

防犯カメラの設置台数で選ぶ

 

1台で十分な場所ならMicroSDカードへ録画できるタイプがおすすめです。

2台以上の設置になると、録画装置(NVR/DVR)とのセットにした方が費用を抑える事ができます。

大規模な施設への設置には、8ch(チャンネル)、16ch(チャンネル)、32ch(チャンネル)などたくさんのカメラを同時に接続できる録画装置が必要となってきます。

 

ネット環境があるかないかで選ぶ

 

ネット環境があるか、ないかによっても導入できる防犯カメラの幅が変わってきます。

ネット環境がある場合は「ネットワークカメラ(IPカメラ)」がご利用でき、デジタル信号を用いて映像データを送信するため 映像も綺麗です。

それに対してネット環境がない場合は、AHD(アナログハイビジョン)などの専用の回線を用いたタイプが利用できます。

 

防犯カメラの耐用年数

 

防犯カメラの法定耐用年数、一般的な耐用年数は6年と言われています。

長期に渡って防犯カメラを使用したい場合は、時々業者にメンテナンスの依頼をしたり、自分でも日ごろからメンテナンスを心掛けましょう。

 

防犯カメラを自力でメンテナンスする方法

動作確認

 

レンズがズレていないか、ピントが合っているかなどを定期的に確認します。

きちんと録画がされているか、録画内容の確認も定期的におこなうとよいでしょう。

 

 

ホコリ除去

 

定期的に濡れていない布で本体を拭き、ホコリなどを除去するようにしましょう。

レンズ部分は傷がつきやすいため、柔らかい布で丁寧に拭くことをおすすめします。

 

 

防水対策

 

屋外に防犯カメラを設置する場合は、本体はもちろんケーブルなどに雨水がかかっていないかを確認します。

雨水がかかってしまいそうな場合は、防水テープやケースなどを使って、防水対策を施しましょう。

 

まとめ

 

防犯カメラの選び方は色々あるので、家庭用であればライフスタイルに合わせた防犯カメラを選びやすいですし、業務用であればポイントを絞って必要なところに、必要な機能を持った防犯カメラを選ぶことができますね。

また、防犯カメラを長く使いたいのであれば、メンテナンスは怠らずに大事にしていけたらいいですね。

 

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